前回では「初心者の最初のロッドは安価なロッドとリールのセットがおすすめです。」と説明しました。
セットになった竿を購入する方、延べ竿を購入する方はリールを選ぶ必要はありません。
でもリールとはどんな物なのかは知っている方が良いと思います。
リールとは何か
リールは釣り竿に取り付けて使用する、釣り糸を巻き取ることができる道具です。
糸がたくさん巻かれていることで、離れた場所や、水深が深い場所などにエサやルアーを送り込むことが可能になります。
釣る場所や狙う魚によって適したロッドがあるように、リールも変わってきます。
リールの種類
リールの種類は大きく分けて2種類。スピニングリールとベイトリールです。
もう少し細かく5種類に分けられるとも言われているようです。
1、スピニングリール: 色々な釣りに使えて、トラブルが少ない万能型
2、ベイトリール: 太いラインを巻き取るパワーがあり、重いルアーが投げやすい
3、両軸リール(液晶画面付き): 主に船釣りで使われ、水深(タナ)を正確に把握できる
4、レバーブレーキリール: スピニングリールにレバーブレーキが付いた物、ライン操作に優れる
5、電動リール: 深い海や大物釣りの時に、モーターの力で巻き上げる
ただし、以下のように分類できるので2種類で覚えれば良いと思います。
1、スピニングリールの仲間
4、レバーブレーキリール
ラインを出したり止めたりできるレバーブレーキの付いたスピニングリール。ラインの操作性に優れている。
2、ベイトリールの仲間
3、両軸リール
基本的には両軸リール=ベイトリールだったが、ルアー釣りがメジャーになりルアー釣りで使うリールをベイトリールと呼び、船釣りで使用する水深が分かる両軸リールと区別しています。
5、電動リール
深海などから自動でラインを巻き上げ大物の魚を釣り上げるリールを電動リールと呼びます。
スピニングリールとは
スピニングリールは釣りで使われる中でもっとも一般的なリールです。
釣り場を選ばず、生餌からルアーまで幅広い釣りに使える汎用性の高いリールです。
操作が簡単で、糸がらみのトラブルも少ないことから初心者にも勧められますが、上級者にも幅広く使われています。

様々な部品で作られています。
各部の名称が分かると、操作のする上でも分かりやすいと思います。
①リールフット
リールの土台部分で、ロッドの下に固定する
②ストッパーレバー
ハンドルを逆回転させるレバー
通常は道糸を巻き取る方向に固定
③ベールアーム
道糸を巻きための半円状のアーム
投げる(キャスト)するときは上に起こすと、道糸が出る
④ドラグ
ドラグのノブを閉めると道糸にブレーキがかかり、緩めると道糸が出やすくなる
⑤ローター
この部分を回転させて糸を巻かれる
⑥ハンドル
ローターを回転させるためのハンドル(取り外しできるので左右に交換可能)
利き手はロッド、反対側にハンドルを付けるのが一般的
⑦スプール
ラインを巻いておく部分。ラインの巻ける量・太さで色々なタイプがある
ばんて
⑧ラインローラー
ラインをスプールに綺麗に巻いたり、スムーズに放出したりする重要な役割
メンテナンスが必要
ベイトリールとは
ベイトリールは主にルアーフィッシングに使われるリールです。
ボディに埋め込まれたスプールが回転して道糸を巻き取るタイプです。両軸でスプールが固定されているので巻き取る力が強い特徴があります。
ルアーを投げた時に、ラインの出るスピードよりスプールの回転スピードが上回ってしまうと、ラインが絡んでしまうことがあります。
これは『バックラッシュ』と呼ばれる現象で、その他にも構造が複雑な分、使いこなすには多少の練習が必要になります。

①クラッチ
クラッチを押すとスプールの固定がフリーになります
キャストの時や、道糸を出したい時に使います
②ハンドル
スプールを回転させて道糸を巻くためのハンドル(取り外しできるので左右に交換可能)
利き手はロッド、反対側にハンドルを付けるのが一般的
③メカニカルブレーキ
スプールの回転具合を調整する部品
④スタードラグ
スピニングリールと同じように、閉めると道糸にブレーキがかかり、緩めると道糸が出やすくなる
⑤リールフット
リールの土台部分で、ロッド上に固定する
⑥レベルワインド
ハンドルを回すと、この部分が左右に動き、道糸をスプールに均等に巻く
⑦スプール
ラインを巻いておく部品
スピニングリールとベイトリールの違い
色々部品が多く、実際何がどう違うの?となると思います。
分かりやすく違いをまとめました。
| 特徴 | スピニングリール | ベイトリール |
| リールの位置 | ロッドの下(ロッドのガイドが下) | ロッドの上(ロッドのガイドが上) |
| スプールの向き | ロッドと垂直 | ロッドと平行 |
| ラインの巻き取り方 | ハンドルを回すとラインローラーが回転してラインを巻き取る | ハンドルを回すとスプール自体が回転してラインを巻き取る |
| 得意な釣り | 餌釣りや軽いルアー釣り 色々な釣りに使える | 太いライン、重いルアー使えるパワフルな釣り |
| キャストの時のラインの動き | スプールが回転して自動でラインを出す | スプールの上に親指を置いて、調整しながらライン出す |
| 使いやすさ | トラブルが少なく扱いやすい | 片手で操作できるが、慣れるまで練習が必要 |


一般的に、初心者はスピニングリールから始めるのが良いとされています。
でも、ルアーでやっていくと決めている方は慣れが必要ですがベイトリールからスタートしても良いのではないでしょうか。
今は初心者にも使いやすい機能の付いたベイトリールも販売されているようです。
初心者向けのロッドセットについているリールは全てスピニングリールです。
そのことで初心者はスピニングリールを選びましょう‼というのが証明されていると私は思います。
続いて、リールのサイズについて説明しますので、ぜひ続きも読んでみてください。
