秋田のセリを取り寄せました。
「セリは根っこが美味しい」と聞くので、根っこの天ぷらをしたいと思っています。
もちろんセリ本体も好きなので、お浸しにして日々いただきますが、スーパーで購入するセリの根っこをわざわざ天ぷらにしたいと思えなかったので、秋田の本物を取り寄せてみました。
「ほぼ、無農薬で育てているので安心して食べてください。
今年は9月の暑さの影響で、根っこの生育がいまいちです。」
となってましたが、まあまあキレイな根っこだと思います。

同封されていたお手紙にお勧めの食べ方が書いてあります。
「セリとネギ、豚バラスライスでしゃぶしゃぶ」が一番お勧めとのことだったので早速しゃぶしゃぶにします‼

3把使ってしゃぶしゃぶを作ります。
根っこは後程下処理をして、念願の天ぷらにします。

セリを洗い、根っこを切り落します。
根っこは下処理しやすくするため、水につけておきます。

セリを10cm程度の長さに切って、土鍋に出汁を沸かせば完成です。

たっぷりのセリを楽しむためのしゃぶしゃぶです。
30秒程度しゃぶしゃぶして、ポン酢を付けていただきます。
シャキシャキの歯ごたえがたまりません。
さすが路地物という、香りがしっかりと感じられます。

セリの根っこの下処理
時間がある時にしかできない、地道な作業です。
でも、せっかく農家の方が大切に育ててくれたセリ。
一番香りが強く、美味しいと言われる根っこをいただきたいです。

汚れが取れやすいように少し水につけておきます。
後はひたすら人力です。

爪楊枝や竹串で、ほぐしながら汚れを取ります。
その後歯ブラシを使って表面の汚れを落としていきます。

3把分はなかなかやりごたえがあります。 30分ぐらいかかりました。

ボールに水をはり、3~4回水を変えながら洗います。
水が濁らなくなれば下処理終了です。

てんぷら粉を付けて高温でカリッと揚げれば、セリの根っこの天ぷらが完成です。

お塩を付けていただきます。
カリッとした衣の下から、セリの爽やかな香りがふわぁっと広がります。
これは絶対食べて欲しいです。

でも3把分はちょっと量が多過ぎたかも知れません。
残りは翌朝のうどんに入れていただきました。
ただのうどんが一気に高級な香りを楽しめるうどんになりました。
多めに天ぷらを作っておいて良かったです。