とんかつはヒレカツしか食べない私がロース肉のソテーを作り始めたきっかけは「バナナマンの日村さん」です。
せっかくグルメというテレビ番組で、すごく美味しそうに召し上がっていたので、本当に美味しいのかしら?と思い挑戦しました。
脂身のかたまりが好きではないので心配でしたが、焼き立てはカリっとして本当に美味しかったです。

ブロック肉のロースは比較的お安く売っていることが多いので、その後我が家の定番メニューになりました。
豚肉は疲労回復効果も高いし、何より見た目が豪華に見えるようです。

脂身が気にならず、中はしっとりジューシーの豚肉の旨味を最大限に引き出したポークソテー。
柔らかさの秘密は筋切りと肉叩き、小麦粉をまぶすの3点。
誰でも簡単に絶品ポークソテーが作れます。

しっとり柔らかポークソテー (お弁当用みそ漬け)

材料:
ブロック豚ロース 700g ソテー用2枚の場合は450g程度で
塩コショウ 少々
小麦粉  大さじ1
サラダ油 小さじ1

ソース:
にんにく・しょうが すりおろし各小さじ1程度
醤油・オイスターソース・ケチャップ  各大さじ1
水  大さじ2

①ブロックの肉を切ります。
夕食用  厚切り2枚 2.5cmぐらい
お弁当用 薄切り2枚 1.2cmぐらい

お弁当用は冷めて食べるため脂身を少なくしました。
肉と油の間に包丁を縦にブスブスっと数か所入れて筋を切ります。
その後包丁の背を使い肉を叩いてのばします。(肉たたきがあれば肉たたきで)

②下味の塩コショウを全体に振り、小麦粉大さじ1をまぶしていきます。
小麦粉をまぶすことで、旨みを閉じ込めます。

お弁当用の味噌漬けは保存袋にお味噌・醤油・お酒各大さじ1、お砂糖小さじ1(分量外)を入れて、お肉を入れてもみもみして冷凍保存。

③ポークソテーのお肉を焼きます。(小さめのフライパンの方がうまく焼けます。)
フライパンにサラダ油を薄くひいて、お肉を並べてから強火で加熱します。

脂身の部分がプライパンの淵に当たるように入れるのがベストですが、フライパンの大きさにもよるので…。
一番重要なのはお肉を動かさないこと。
フライパンを揺すったり、焼け具合を見たくなりますが我慢します。
ジュージューと音がしてきたら中火にして3分程度じっくり焼きます。
周りが白く変わってきたら、ひっくり返します。

裏側も3分程度焼きます。ひっくり返した後もお肉を触らないように我慢です。
両面が同じようにこんがり焼けたら、脂身の部分を立ててさらに1分ぐらい焼き、キッチンペーパーで油をふき取ります。

④焼けたお肉はまな板やお皿にとり、余熱でしっかりと中まで仕上げます。
その間に同じフライパンに、ソースの材料(にんにく・しょうが すりおろし各小さじ1程度  醤油・オイスターソース・ケチャップ  各大さじ1水  大さじ2)を全て入れてひと煮立ちしたらソースの完成。

彩り野菜と一緒にお皿に盛って、ソースをかけて完成です。

洋食屋さんのように、外側はカリっと、中はしっとりジューシー。
濃い目のソースでご飯がいくらでも食べられます。
1人前200円程度のごちそう感もあり大満足の一品です。

後日みそ漬けにして冷凍していた豚肉でお弁当を…。
お味噌が焦げやすいので、弱火でじっくり焼きます。
お味噌に含まれるタンパク質分解酵素のおかげでとってもしっとり柔らかです。
脂身もほとんど感じないので、冷めたお弁当でも美味しくいただけました。
ポークソテーはがっつりごちそう感、味噌漬けはしっとりヘルシーで全くの別物になります。