スーパーですきみ鱈と書いてあります。
しかし、むき身の鱈のようです。

すきみ鱈とは塩漬けの鱈を干した乾物と思うのですが、どうも皮を剥いたスケソウダラのことをすきみ鱈と呼んでいるようです。真鱈にしては身の幅が狭いので…。
ちなみにお値段はとてもお手頃で、半身ぐらいで500円弱でした。
念のため調理前に少し舐めてみましたが、塩分は全く感じられなかったです。
お店によっては「生すきみ鱈」と表記している所もありました。

ということでこのむき身の鱈をムニエルにします。
洗い物を極力減らしたいので、パックの上で調理しております。

鱈のムニエル 2人前

材料:
・むき身の鱈  2切れ
・ほりにし  少々(お手持ちのシーズニングソルトや塩コショウで)
・小麦粉  大さじ1ぐらい
・サラダ油 大さじ1ぐらい
・バター  大さじ1ぐらい
・醤油  少々

では調理スタート
①むき身鱈でも真ん中に骨が残っている場合が多いので、しっかり骨抜きをします。
サッと洗い、水気を拭きとります。
両面に軽くほりにしや塩コショウをかけて5分程度置きます。

②鱈から水分が出てくるのでしっかりとふき取ります。
塩コショウだけの味付けの場合はここでニンニクのすりおろしを加えると一層風味が出て美味しいと思います。

ポリ袋に小麦粉大さじ1ぐらい入れて、そこに水分をふき取った鱈を入れます。
軽くシャカシャカと振り、全体に小麦粉をまぶします。

③フライパンにサラダ油をひき、中火で火をつけます。
フライパンが温まったら余分な小麦粉を落とした鱈を入れます。
中火のまま動かさずに薄く焼き色がつくように焼き、裏返します。
先ほどのサラダ油はほぼ吸われてしまっているので、ここでバターを入れます。
フライパンを揺すりバターを行き渡らせます。
バターを入れた後は焦げやすいので弱火から中火でじっくり焼くようにします。

④裏側もこんがり焼けたら、もう一度裏返して最初に焼いた面にもバターを行き渡らせます。
フライパンに残っているバターをタラに全てまとわせるイメージで。
最後に火を強めて、お醤油をひと回し風味をつけたら完成です。

お好みでお野菜などと一緒に盛り付けます。

外側や端はカリっと、中の身はふっくらと焼けます。
骨も皮もなく、バター醤油の香りが香ばしいのでお魚が苦手な方やお子様でも食べやすいです。