先日テレビでちらっと見たメキシコの鍋「ケソ フンディード」という言葉と画像が頭に残っていました。
なんか美味しそう…。そしてメキシコにも鍋料理があるのか…。

メキシコ料理というと「カラフルで、ピリッと辛くて、がっつり味のビールに合う!」というイメージでがあります。


そんな鍋を食べてみたい‼‼‼

ケソフンディードとは

色々と調べてみると、ケソフンディードとはメキシカンチーズフォンデュらしいことは分かりました。
チーズフォンデュはスイスの郷土料理というのは知っていました。
そして私はフォンデュがフランス語と思っていたのですが、なぜチーズ?という疑問も持っていました。

フォンデュとはフランス語の「溶ける」という意味の言葉です。
日本語でもフォンデュで通じますが、それがそのまま英語圏でもフォンデュという料理名になっているのですね。

 fondue au fromage フォンデュ・オ・フロマージュ これがフランス語の言い方だそうです。
チーズフォンデュをスペイン語に言い換えると
チーズ=ケソ  フォンデュ=フンディード
メキシカン チーズフォンデュです。
チーズフォンデュはフランスパンを付けて食べるのが一般的ですが、さすがメキシコ。
ケソフンディードはトルティーヤを付けて食べるのです。

日本では有名なメキシコ料理屋さんにはメニューにあるようですが、メキシコではレストランにはないようです。
いわゆる家庭料理的なことらしいです。
日本でいうところの「ご飯にお味噌汁をかけた、ネコまんま」のような物と私は勝手に理解しました。
日本=ご飯  メキシコ=トルティーヤ
日本=味噌汁 メキシコ=チーズ

味噌汁かけご飯を食べたことのない方は少ないと思います。(お行儀のことはさておいて…)
でもお店で食べたことがある方も少ないですよね。というよりメニューに無いです。

ということで、細かいレシピや決まりはなく、チョリソーやハラペーニョ・トマトをメキシコ風の白いフレッシュチーズをかけて焼く。
その熱々のチーズ達を、トルティーヤと共に食べる。
それがケソフンディードなのでしょう。

早速作っていきます。

ケソフンディード レシピ

材料:
・チョリソー 6本
・ニンニクのみじん切り 大さじ1
・玉ねぎのざく切り   1/4個
・ミニトマト   5個
・マッシュルーム 3個
・モッツァレラチーズ  1個
・溶けるチーズ 1カップぐらい

・ハラペーニョピクルスお好みで
・コーントルティーヤ  6枚(お好きなだけ)

①チョリソーは1.5cmぐらいの長さに切ります。
フライパンで油を引かずにチョリソーを炒めます。
チョリソーから脂が出てきたら、ニンニクのみじん切りを加えて炒めます。

②炒めたチョリソーニンニクを耐熱皿に移します。

そこに、玉ねぎ・ミニトマト・マッシュルームを入れます。
具材は特に決まりがないので、お好きな物を入れていいと思います。

真ん中を少し開けて、そこにモッツァレラチーズを入れます。
その周りに溶けるチーズ好きなだけ入れます。

写真では1カップぐらい入れています。
このまま火を付けて加熱しても良いと思います。
私は上にこんがりと焼き色を付けたかったので、グリルで焼きました。
トマトやマッシュルームに火を通したかったのでグリルで20分焼きました。
ただ、一旦そのままガス台で加熱して、仕上げにトースターで焼き色を付けた方が早いと思います。

③ケソフンディードを焼いている間に、トルティーヤを焼いておきます。
今回はメキシコ風にしたかったので、コーントルティーヤを使います。

スーパーではフラワートルティーヤの方が扱いが多いと思います。
これはカルディで買いました。(冷凍です)
隙間にナイフなどを入れると1枚ずつ剥がれるので、食べたい分だけ剥がして焼きます。

両面軽く焦げ目が付くように焼くとコーンの香ばしい香りが広がります。
焼いた後は布巾やキッチンペーパーを濡らして、上に被せて乾燥しないようにします。

ケソフンディードの焼き上がりはこんな感じです。

トルティーヤをちぎって、熱々のチーズチョリソーを乗せていただきます。
今回使ったチョリソーはなかなかに辛い種類だったので、ハラペーニョピクルスは入れていません。

チーズが辛いチョリソーをマイルドにしてくれますが、しっかり辛みは感じます。
トマトマッシュルームから程良く水分がでるので、よく混ぜて食べてください。
途中で冷めて、チーズが硬くなったらレンジでチンすると最後まで美味しくいただけます。

ワカモレ レシピ

ケソフンディードを焼いている間の時間を使って、シンプルなワカモレを作ります。

材料:
・アボカド 1個
・玉ねぎみじん切り 大さじ1ぐらい
・トマトのみじん切り 大さじ1ぐらい
・コリアンダー(パクチー) 3本
・ライムの絞り汁 1個分  (レモンでも可)
・お塩  2つまみ
・お好みでハラペーニョピクルス

・トルティーヤチップス  ドリトスかドンタコスのタコス味がお勧めです。

①アボカドの皮を剥いて3cm角ぐらいに切ります。
完熟でスプーンですくえるぐらいなら、皮を剥かずにスプーンですくってボールに入れます。
玉ねぎ・トマト・コリアンダーを細かく切り、同じボールに入れます。

②ライム1個(レモンでも可)を絞りボールに入れます。
お塩2つまみも一緒に入れて、へら等で潰しながらしっかりと混ぜます。
この時にアボカドの種を入れておくと、アボカドの変色を防げます。

アボカドが少し形が残っているぐらいが美味しいです。
器に盛って、完成です。

メキシコ風にあっさりさっぱりで塩味の少ないワカモレです。
チップスをドリトスかドンタコスのタコス味にするとちょうど良い味の濃さのおつまみになります。

メキシコ料理とテクス・メクス料理について

私はメキシコ料理について調べてみるまでは、メキシコ料理のTEX-MEX料理を混同しておりました。

メキシコ料理とは…
何世紀にもわたり受け継がれてきた伝統的な食文化です。
先住民の文化や、スペインの影響を受けています。
その結果、トウモロコシ、豆、唐辛子といった地元の食材を活かし、香辛料やハーブを巧みに使った繊細な味わいが特徴です。

TEX-MEX料理とは…
アメリカのテキサス州とメキシコ文化の融合から生まれた料理です。
メキシコ料理の要素をベースにしながらも、テキサス州の独自の食文化でもある。
ボリューム感があり、特にアメリカ南部で発展しました。
メキシコ料理よりも濃厚で大胆な味付けが特徴です。

分かりやすいポイントで違いをまとめてみました。

ポイントメキシコ料理TEX-MEX料理
①タコスは?ソフトトルティーヤハードシェル
②チーズは?白いあっさりチーズ黄色い濃厚チーズ
③辛さは?しっかり辛い辛さ控えめ
④トルティーヤの素材は?トウモロコシ小麦
⑤味付けは?ハーブや香辛料を使った繊細な味わい味が濃い目のパンチのある濃厚な味わい

日本の学校給食でも出る「チリコンカン」はTEX-MEX料理でメキシコには存在しない料理のようです。
その他メキシコ料理を代表するようなブリトーやナチョスもTEX-MEX料理です。
日本にあるメキシコ料理の8割ぐらいはTEX-MEX料理なので、私のように勘違いしている方も多いのではないでしょうか。