「カダイフ」という言葉は聞いたことが無い方も多いと思います。
私は聞いたことがありませんでした。
「ドバイチョコ」は聞いたことがある方も多いと思います。
でも私は甘い物に興味がないので食べたいとも思いませんでした。
そんな「ドバイチョコ」の中に使われているのが「カダイフ」です。
カダイフとは
カダイフはトルコをはじめ中東や地中海地域を中心に食べられる、主に小麦粉と水で作られた細い細麺状の食材です。
トルコ語で柔らかいという意味で、極細で柔らかい麺状の形をしていることから別名「天使の髪」とも呼ばれています。
お菓子作りはもちろん、海老や魚、お肉料理まで幅広く使えます。
揚げるとサクサクパリパリとした軽い食感に仕上がるのが特徴です。
私はうっかり「カダイフ」を使ったデザートを注文してしまいました。
大変申し訳ないのですが、残すのが嫌いな私でもどうしても最後まで食べることができませんでした。
きっと美味しいはずです。でも「カダイフ」をスイーツにすることに、私の脳は拒否をしてしまいました。

本来は「カダイフ」はお菓子作りにも使います。むしろ、お菓子の方が使われています。
なのでこのデザートは決して間違いではありません。
でも私は断然、海老に巻いたり、お魚を挟んだりしたお料理が好きです。
カダイフ 入手方法・保存方法
日本では、日常的に「カダイフ」を購入できるお店は少ないです。
ちょっとおしゃれな食材がある「カルディ」や「成城石井」などで探しても見つかりませんでした。
最近都内でかなり増えてきている「ハラルフード」店も10件以上当たりましたが見つかりませんでした。
(写真を見せたり、翻訳を使って色々聞きましたが分からないと言われてしまいました)
生産国がベトナムとなっているのも多いので、中国ベトナム食材のお店も数店行きましたが全滅です。
確実に手に入れたい場合は通販が確実だと思います。
ただし「カダイフ」自体は高い物ではないのですが、送料がかかることが多いので注意が必要です。
「カダイフ」には乾燥と生の2タイプがあるようですが、お料理に使うなら生でないと使いにくいと思います。
ただ、生の物は大抵冷凍状態です。
500gの冷凍でもかなりの量あるので、一度半解凍して、小分けにしてから再度冷凍保存することをお勧めします。

100gぐらいあれば、普通サイズの海老を10本程度巻くことが可能なので100gずつに小分けしておくと便利だと思います。

麺なのでかなり長くつながっています。
繊細な細い作りなので、切れないように注意しながら小分けしてください。
こま切れにしてしまうと、後で食材を巻くときに苦労します。
海老のカダイフ巻き
カダイフ巻きと言えば、海老‼というぐらい定番のお料理です。
材料:
・殻付き海老 10尾(お好みの量で)
・塩コショウ少々
・てんぷら粉 大さじ1(バッター液の代わりです)
・カダイフ(解凍済み) 100g
・揚げ油
・お好みでタルタルソースなど
①海老の背ワタを取り、しっかりと洗います。
キッチンペーパーで拭いて、水気を取ります。
海老の腹側(足が付いている方)に2本切りこみを入れます。

背中側にプチっと音がするように曲げます。

そうすることで、加熱した時に海老が曲がることを防げます。
少し面倒ですが、海老をまっすぐに仕上げたい場合はお試しください。
②10尾同じようにまっすぐにしたら軽く塩コショウで下味をつけます。
ポリ袋に海老とてんぷら粉を入れて振ってください。
(小麦粉と溶き卵やバッター液をつけてもOKです)
③カダイフを10gぐらいラップの上に広げます。
そこに海老を1尾置き巻いていきます。

巻き終わりは軽く水を付けておくと、しっかりと止まります。

揚げると膨らむので、衣が少ないかなと感じるぐらいでもちょうど良いと思います。
同じように残りの海老も巻いていきます。
乾燥すると折れやすくなるので、すぐに揚げない場合はキッチンペーパーを水に濡らして海老の上にかぶせておきます。

③サラダ油を170度ぐらいに熱します。
「カダイフ」は細くて焦げやすいので、油の温度が高温になりすぎないように注意してください。
海老を入れて、衣が広がってしまう場合は、菜箸などで寄せてあげるとすぐに落ち着きます。
1~2回回転させるようにして、3分程度揚げ衣が色づいてきたら引き上げます。
予熱でしっかり火が通ります。

油を切ったら、お皿に盛り付けて完成です。
タルタルソースやその他アレンジ次第でバリエーションが豊富に楽しめます。
今回はタルタルソースをお皿に置き、その上に海老を置いて、さらに上からカルディのビスクソースをかけました。

パリッパリの衣と中の海老のジューシーさが最高に美味しいです。
通常のフライと手間は変わらないのに、お洒落な見た目に変身します。
パン粉を使ったフライと違い、翌日でも衣はパリパリのままです。
朝食にパンに挟もうと思ったけど、パリパリ過ぎてそのままいただきました。

お弁当に入れてもしっかりとパリッと感が味わえると思います。
白身魚のカダイフムニエル
すみません、過程の写真を撮り忘れました。
材料:
・鱈の切り身 2切れ(人数分) 今回は鱈を使っていますが、お好きなお魚で大丈夫です。
・塩コショウ 少々
・お酒 大さじ1
・小麦粉 小さじ1
・カダイフ 50gぐらい
・バター 10g~20g
ソース:
・ニンニク みじん切り1片分
・オリーブオイル 大さじ1
・粒マスタード(無ければ練りからし)大さじ1
・塩 少々
・お酒 大さじ2
①鱈を軽く洗い、塩コショウとお酒を振っておきます。
気になる方は骨や皮を取り除いてください。
その間にソースを作ります。
小鍋にオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れて弱火で香りを出します。
しっかり香りが出たら、残りの粒マスタード・お酒・塩を入れて、全体に混ぜ合わせておきます。
(今回はこのソースの中で盛り付けに使う、ミニトマトとスナップエンドウに火を通しました)
②鱈の水気をキッチンペーパーでふき取ります。
小麦粉をポリ袋に入れて、鱈の切り身も入れて粉を付けます。
粉を付けた鱈をカダイフで巻いていきます。
③フライパンにバターを入れて中火で溶かします。
そこにカダイフを巻いた鱈を入れて中火のまま焼きます。
下の面が固まったら、ひっくり返します。
両面にバターをしみ込ませたいので、早めにひっくり返します。
両面に焼き色が付いてきたら、弱火にして中まで火を通します。
④鱈を2枚重ねて、その上にタラタラ~っとソースをかけます。
仕上げに、ミニトマトスナップエンドウを彩りに飾ります。
トマトは生のまま細かく切ったり、パセリ等でも代用できます。

ちょっとおしゃれに盛り付けると、レストランのような仕上がりになります。
※お魚嫌いな人もカダイフの香ばしさには勝てないようで、旨い旨いと言って食べてくれました。
帆立のカダイフ衣
材料:
・帆立の柱 10個
・てんぷら粉 大さじ1
・塩コショウ 少々
・揚げ油 適量
・カダイフ 80gぐらい
①てんぷら粉に水を入れて、薄めに作ります。
帆立の柱を入れて、まんべんなく纏わせて、軽く塩コショウで下味をつけます。
②海老と同様にカダイフを巻き付けていきます。
帆立の柱の形状上、縦にくるくるとしたら、横にくるくると十字に巻くと仕上がりが綺麗です。
③180度ぐらいに温めた揚げ油で揚げていきます。

カダイフがこんがりと色づいたら油から上げます。

今回はお刺し身用の帆立を使っているので、少し温度が高めです。
カダイフはカリッと、帆立は半生です。

マヨネーズにニンニクのすりおろし・バジルペースト・お醤油を混ぜたソースを付けていただきました。
一口に全部入れた時の美味しさがたまりません。
パリパリサクサクの軽い衣の歯ごたえ、バジルガーリックの香り。
中から甘みたっぷりの半生帆立の旨み。
ビールが進んでしまうこと間違いなしです。
