1月後半から3月初旬にかけて出回る「葉玉ねぎ」
春が近づいたこの時期だけ出てくるお野菜です。
葉玉ねぎとは
葉玉ねぎとはそういうお野菜があるわけではありません。
玉ねぎの玉の部分が大きく膨らむ前に収穫する、早採りの玉ねぎのことです。
葉玉ねぎは葉の部分も食べられるのが特徴で、小さな玉ねぎの部分と葉の部分の両方を味わえます。
玉の部分は新玉ねぎよりも一層みずみずしく、辛みが弱めです。
葉の部分は長ネギと葉の部分と比べると肉厚で柔らかいです。
玉ねぎを生産している場所ではたいてい出回っていますが、千葉県の長生郡が生産量も多く有名です。
元々は農家の方だけが食べていた早採りの玉ねぎをヒントに商品化されたお野菜です。
葉玉ねぎの選び方
- 白い玉の部分がややふくらんでいて、ツヤツヤしている弾力があるもの
- 葉の部分がしっかりとボリュームがあり、葉の先まできれいな緑色のもの
- 白い玉の切り口が変色していないもの
以上の点に注意して選んでみてください。
みずみずしさを楽しむお野菜なので、新鮮であることが一番大切です。
葉玉ねぎの食べ方
葉と玉どちらも生のままでも食べることができます。
どちらも加熱すると甘みが増しますので、その甘みを活かしたお料理にも向いています。
すき焼きは葉玉ねぎで作るという方もいます。
生のまま
細かく刻んで、お醤油やポン酢でいただきます。
カツオのお刺身などの上に乗せて食べるのもおすすめです。
爽やかな辛みとシャキシャキ食感がたまらない、私が一番おすすめの食べ方です。
焼く
素焼きにしていただくと、葉玉ねぎのとろりとした味わいをシンプルに楽しめます。
柔らかく火の通りが早いので、肉巻きや炒め物にも向いています。
茹でる
さっと茹でて「ぬた」にするのが代表的レシピです。
スープやお味噌汁に入れても甘みが活きます。
揚げる
細かく切って、かき揚げも美味しいです。
玉ねぎですので難しく考えず、何に使っても美味しくいただけます。
おすすめレシピ
先ほどもお伝えしましたが、生で刻んで食べるのが私の一番のおすすめです。
葉玉ねぎ丼(2人前)
材料:
・葉玉ねぎ 1本
・卵 2個
・ご飯 お好みで
・おかかと海苔 好きなだけ
・お醤油 適量
①卵で温泉卵を作ります。
(※卵を事前によく振っておくと、殻を割った時に殻に白身が付きにくくなります)
卵がしっかりとお湯につかる量のお湯を沸かします。
そこに卵を入れ、火を止めてすぐに蓋をして15分置いておきます。
②葉玉ねぎを細かく切ります。

③器にご飯をよそって、海苔を散らします。
そこに刻んだ葉玉ねぎ、温泉卵、おかかの順に乗せてお醤油を回しかけたら完成です。

シャキシャキ食感、葉玉ねぎの甘みと辛みのバランス、おかかの風味、全てをまとめてくれる温泉卵。
葉玉ねぎのシーズンの朝食の定番にしています。
葉玉ねぎとホタテの中華和え
材料:
・葉玉ねぎ 1本
・お刺身用ホタテ 6個
・ごま油 大さじ1
・中華スープの素 小さじ1
・塩コショウ 少々
①お刺身用ホタテをさっと湯引きします。
生のままでもOKですが、湯引きした方が味が絡みやすいです。
マグロやカツオなどのお刺身で作る場合は生のままで良いと思います。
沸騰したお湯にホタテを入れて、外側が白くなったらすぐに引き上げて氷水で冷やします。
1個を3枚から4枚にスライスします。
写真のように中が生の状態が美味しいです。

②葉玉ねぎを斜め薄切りにします。

③ポリ袋に切った葉玉ねぎを入れて、ごま油大さじ1・中華スープの素小さじ1・塩コショウ少々入れ振ってしっかりと混ぜます。
最後にホタテのスライスを入れて軽く混ぜたら、器に盛り付けたら完成です。
仕上げに彩にラー油をかけています。

斜めにスライスすると、ネギらしい香りがしっかり感じられます。
そのため、辛みも少し強く感じます。
だからこそ、ごま油と中華スープの素のしっかり味がぴったり合います。
加熱調理も
加熱すると一層葉玉ねぎの甘さが際立ちます。
グリルで素焼きにしても、炒め物に入れてもみずみずしくとろーり甘くいただけます。
今回はフライパンで焼いてみました。
玉の部分は半分に切り、葉の部分は7cmぐらいの長さに切ります。
フライパンに薄くサラダ油をひいて、弱火でじっくりと焼きました。
あっさり塩コショウだけで味付けしました。
とろーり甘く、下仁田ネギのような味わいです。

簡単に、さっと湯がいてお浸しにしても美味しいです。
葉玉ねぎのまとめ
葉玉ねぎのシーズンは短いですが、ぜひ今食べていただきたいお野菜です。
私は生で食べるのが一番好きですが、加熱した時の濃厚な甘さが大好きな方もいると思います。
ただの玉ねぎでしょ。
新玉ねぎと同じようなものでしょ。
と言わずに見かけたらぜひ購入してみてください。
