夏になると食べたくなるゴーヤチャンプル。
夏バテしそうな体が自然に欲しているのか、夏バテに効くのを知っているから食べたいのか分かりませんが、ゴーヤは夏に食べるととても良いのです。
まずビタミンCが豊富で、ゴーヤのビタミンCは加熱しても壊れにくいと言われています。
また、ゴーヤの特徴でもある苦み。あの苦みの成分は「モデルシン」という成分で、この「モデルシン」が胃腸の粘膜を保護したり、消化を促し食欲を増進する効果が期待できるそうです。
ということで、ゴーヤチャンプルにして食べましょう。
でも、苦さが苦手…。という方も多いと思います。
苦みを抑えて、でも少しは苦いゴーヤらしさのあるゴーヤチャンプルを作ります。
苦みの少ない ゴーヤチャンプル
材料:
・ゴーヤ 1本
・スパムランチョンミート 半缶
・豆腐 300g
・卵 2個
・ごま油 大さじ1
・マヨネーズ 小さじ1
・ほんだし(顆粒だし) 小さじ1
①ゴーヤを縦に半分に切ります。
両端を切り落し、中のワタと種の部分をスプーンでかき出します。
薄っすら緑が見えるぐらい、スプーンでこそげ取ります。
①※ワタをしっかりと取ることで苦みが軽減されます。

3mmぐらいに薄くスライスします。
②※薄くスライスするほど、苦みが感じなくなります。(ただ、薄すぎるととろけてしまってゴーヤらしさが消えます)

軽く塩を振り、2~3分置いてから、水洗いします。
ザルにあけ、しっかりと水気を切ります。
③※苦みが苦手な方は塩もみ後10分ぐらい置いてください。

②お豆腐の水切りをします。
パックから出し、キッチンペーパーに包んで、耐熱皿にのせ電子レンジ600wで3分。

その後ザルに乗せて、先ほどのお皿を重しにして、しばらく置きます。

③スパムランチョンミートを切ります。
缶から取り出し、1cmぐらいの厚さに3枚スライスしてそれから、薄切りにして短冊状にします。
卵2個とマヨネーズ小さじ1をしっかりと混ぜて溶きます。
これで下準備が完了です。
④炒めていきます。
まず、フライパンにごま油大さじ1をひいて、熱します。
先に水切りした豆腐だけを焼きます。あまり動かさずに、両面に焼き色をつけるように焼きます。
切っていませんが、後ほど炒めるとちょうどいい大きさになるので、そのまま焼いてください。

焼けたら、先ほどのザルに戻します。
余分な水分が落ちて水っぽくなりません。

同じフライパンに、油をひかずにスパムランチョンミートを入れて炒めます。
こちらも両面に焼き色が付くように焼いていくと、油が出てきます。
火加減はずっと中火ぐらいのままです。

このぐらい焼けたら、ゴーヤを入れます。

ゴーヤの色が濃くなり、透明感が出てきたら先ほどのお豆腐を戻し入れます。

全体をざっくり混ぜながら、お豆腐も熱くなるように炒めます。
そこに溶き卵を回し入れます。

火力は中火のまま、10秒待ちます。
火を止めて、ほんだし(顆粒だし)小さじ1を入れて、全体をざっくりと混ぜたら完成です。(卵は予熱で火が通ります)
仕上げに、鰹節を乗せて完成です。

味付けはほぼスパムの塩分で十分に美味しいです。
減塩25%のスパムを使う場合、もう少し濃い味がお好きな方は食べる時にお醤油を少々かけて召し上がってください。
ゴーヤらしい苦みは感じますが、食べやすい程度に抑えられていると思います。
これでも無理‼もっと苦みを取りたい‼という場合は③の塩もみの後茹でてから炒めてみてください。
苦みを抑えるポイントは3点です。
①※ゴーヤのワタをしっかりと取ることで苦みが軽減されます。
②※ゴーヤを薄くスライスすることで苦みが少なく感じます。
③※塩もみをして2~3分置いてください。苦みが軽くなります。