スーパーでよく見かける頭が付いたアルゼンチン赤海老。
価格もお手頃で、お刺し身で食べられます。
味噌もたっぷりと入っているので、加熱する場合は頭もぜひ使いたいものです。

しかし、こちらの海老は洗っていると、砂が出てくることが多いです。
その原因は赤エビが持っている砂袋なのです。
もちろん他の海老にも砂袋はあると思いますが、アルゼンチン赤海老の特に砂がいっぱいです。

この砂さえなければ、もっと色々と使えるのに…。と思い取り除くことにしました。
少し手間がかかりますが、慣れてしまえば難しくはありません。

基本的なアルゼンチン赤海老の下処理は基本は普通の海老と一緒です。

①海老のしっぽの真ん中になる、剣と呼ばれる硬くとがっている部分を上に向かって持ち上げて外します。


②背ワタを取ります。 第3関節ぐらいに爪楊枝を差し込み上に引っ張るようにするとすっ~と抜けます。

③問題の砂袋をとります。
海老の頭部の目玉の後ろの辺りに黒い塊が透けて見えます。


そこに向かって、口から爪楊枝を差し込み絡み取る感じで引き抜きます。

こんな感じのが取れます。 硬いビニールのような質感です。 潰してみると本当に砂があります。
汚い写真ですみません。

味噌が少しでてしまうことや、頭が取れてしまうこともあります。
でも頭まで使いたい場合は手間ですがここまでやると安心して調理できます。
もう一度しっかり洗い準備完了です。

この日はオイル焼きにする予定で、頭と尻尾を残して殻をむき、ニンニクと塩コショウをしオリーブオイルをかけて袋に保存しました。