チンゲン菜は加熱してもボリュームが減らない便利なお野菜です。
火を使う時間を極力少なくして簡単に、そしてチンゲン菜の魅力のシャキシャキ食感を楽しめる簡単メニューです。
シャキシャキに仕上げるには切り方にとお鍋に入れる順番がポイントです。

チンゲン菜とカニカマのあんかけ 4人前 

材料:
・チンゲン菜 2株
・カニカマ 4本から6本
・お水 300cc
・鶏がらスープの素 小さじ1
・塩  2つまみぐらい
・水溶き片栗粉 大さじ2ぐらい
 (水と片栗粉の割合は同量が基本です。 ダマになるのが心配な方は少し水を多めに)
・卵 1個
・しょうがのすりおろし ごま油 少々

調理スタート
①チンゲン菜を切ります。
葉の部分はざく切りに、茎の部分は芯を中心にくし形に切ります。この切り方がシャキシャキに仕上がるポイントです。

②少し深さのある小鍋(直径15cmぐらい)にお水300ccと鶏がらスープの素小さじ1・塩少々を入れて火にかけます。
沸騰したら、一旦火を止めて水溶き片栗粉をちょっとずつ入れながら混ぜます。
この後にチンゲン菜を入れると水分が出るので少し硬めのあんかけにします。
あんかけがしっかり沸騰したら、卵を溶いてゆっくりと流し入れます。
このタイミングで卵を入れると、きれいにしっかり花が咲いたように広がります。

③再び沸騰したら、チンゲン菜の茎の部分を入れます。
先に入れた卵が粉々にならないように、チンゲン菜があんにつかるようにざっくりと混ぜます。
その後にカニカマ・チンゲン菜の葉の部分を入れて再びざっくりと混ぜ合わせます。
この間火はずっと強火にしてください。

④火を止めて、蓋をして5分程度予熱で蒸らします。
仕上げに、しょうがのすりおろしとごま油を人と回しすれば完成です。

カニカマは先に入れると味が抜けてしまうので、チンゲン菜の葉の部分と同じタイミングぐらいに入れてください。
仕上げのしょうが・ごま油を香りを活かすため最後に入れます。

チンゲン菜の緑・卵の黄色・カニカマの赤。
見た目も鮮やかで、野菜とタンパク質がしっかりとれる一品です。
たっぷりボリュームですが、チンゲン菜のシャキシャキと卵のふわふわ、そしてカニカマからの旨みでペロッと食べてしまいます。