タケノコの季節がやってきました。
歯ごたえと香りがたまりません。
もちろん一年を通して売っている水煮も色々なお料理に重宝しますが、この旬の時期しか食べられない、掘りたて・茹でたてタケノコ。 少しお高いですが、季節を感じられる食材です。

タケノコのあく抜きは、大きいお鍋が必要で時間もかかります。
近所の八百屋さんでは朝採れの筍をあく抜きして、夕方に店頭に並べてくれます。
手間がかかっているので割高にはなりますが、とても助かります。

せっかくの旬の香り豊かなタケノコなのであっさりした煮物を作ります。

タケノコの煮物
材料:
タケノコの水煮 400gぐらい(2人で一度にペロッと食べてしまいました)
紙パック入り出汁 2袋(塩分が含まれている)
酒 大さじ2
塩 小さじ半分
醤油 小さじ1
紙パック出汁に塩分が含まれていない場合は塩を小さじ1に変更してください。
さらに紙パック入りの出汁がない場合は、塩小さじ1と顆粒の出汁を大さじ1加えてください。

※麺つゆでももちろんOKですが、少し色が濃くなるので今回は入れません。
 麺つゆを使う場合は紙パック出汁を無しにして、大さじ1~2ぐらい入れてください。

①タケノコを切ります。
穂先部分は柔らかく繊維が気になりません。 下の部分は少し歯ごたえがある硬さで繊維が多少気になります。
そのため切り方を変えます。

穂先は繊維にそってくし切りにし、下の部分は小さめの乱切りにします。

②お鍋に紙パック出汁とタケノコを入れて、タケノコがかぶる程度の水を入れて火をつけます。

沸騰したら、紙パック出汁を取り出します。


酒大さじ2・塩小さじ半分を入れて、コトコトのタケノコが動くぐらいの弱火で10分~15分煮ます。
仕上げにお醤油小さじ1を加え完成です。 しばらく蓋をしておきます。
すぐに食べたいときはこのまま盛りつけても大丈夫です。 時間に余裕があれば蓋をして置いている間に、味が染みて、より一層美味しくなります。


仕上げに、鰹節や山椒の葉(木の芽)を乗せれば完成です。

春が旬の筍。 この時期の筍は特に香りが最高です。
なので、できるだけシンプルに筍を味わいたいので一番最初にこのあっさり煮を作ります。
この後は、天ぷら・炊き込みご飯・和え物等々色々と作って味わい尽くしたいと思います。