新年の1月7日は、五節句の中の一番最初の節句で「人日の節句」と呼ばれ、別名「七草の節句」とも言われます。
一年の無病息災を祈る意味で七草粥を食べる風習があります。
五節句が気になった方は最後に詳しく書きますので、そちらをご覧ください。

私は年末年始の暴飲暴食で疲れた胃腸にとても優しい習慣だと思いなんとなく続けています。
でも、平日の今日はお弁当用にご飯を炊かなければいけないので、炊飯ジャーでお粥を炊けません。
なので、冷凍ご飯でお粥を作ります。

そして、小学校でも習いますが「春の七草」
「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」

なんとなく聞いたことがある方も多いと思いますが、どんな野菜?と思う方もいらっしゃると思います。
分かりやすい言葉に変えてみます。
「芹せり・ぺんぺん草・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・蕪かぶ・大根」
これでも真ん中の3個はどんな野菜かが分からない方が多いと思います。
私は分かりません。今では馴染みの少ない野菜です。
八百屋さんで七草セットが売っていますが、それを見ても雑草?と思います。

そうなんです。その七草粥セットのことなんですが。
1/5に八百屋さんで七草粥セットを見つけました。
¥399だったのですが、まだ購入するには早いかな…。と思い逃しました。
1/6の夕方は3店舗回りましたが¥599が最安値でした。
七草粥は「春の七草」を全て食べることで、無病息災を祈るのです。

でも家には大根と蕪(すずしろ・すずな)があります。
小松菜もあるので、胃腸をいたわる意味でのお粥は作れます。
それでいきます。
基本的に他のお野菜を使っても作り方は同じです。

冷凍ご飯で七草粥(野菜粥) 大盛2人前 
材料:
・冷凍ご飯 200g(通常ご飯を100gで2人前の量となっていると思います)
・お水   600cc
・七草やお好みの野菜 好きなだけ
今回は大根2cm・蕪1株・小松菜少々
・塩 小さじ半分
・顆粒だし 小さじ半分

①冷凍ご飯(冷ご飯でも)電子レンジで温めます。
雑炊の時は水洗いしますが、お粥はネットリさせたいので水洗いはしません。

鍋に600ccのお水と温めたご飯を入れて、沸騰させます。

沸騰したら、ご飯の塊がなくなるように混ぜて、弱火で10分ぐらい蓋をして煮ます。

※お水が足りなくなるようであれば、足しながらトロリとするまで煮てください。

②野菜を切ります。
大根を皮のまま細かく切ります。みじん切りでもOKですが、食感が残るように小さい短冊に切りました。

蕪は実と葉を切り分けます。

実は細かく切ります。
葉の部分は1cmぐらいの長さに切ります。

大根と蕪の実の部分を水から茹でます。
沸騰して5分程度で柔らかくなったら、蕪の茎・小松菜を入れて2分ぐらい茹でて、ザルに上げておきます。

③炊き上がったお粥に、②の茹でたお野菜を入れ、塩小さじ半分・顆粒だし小さじ半分を入れて混ぜ合わせます。
水分量が足りないようであれば、お水を少し入れてください。
再び沸騰したら完成です。
あっさりとした味付けになっているので、塩昆布や梅干を添えて召し上がってください。

胃腸のためにはあっさりで終わらせた方が良いですが、1日の始まりの朝食なので満腹感は欲しいです。
そんな私タイプの方は100gぐらいのご飯をお粥にして、たっぷり食べて1日頑張りましょう。


ちょっと豆知識 五節句とは?

まず、お節句とはなんですか?というところから始めましょう。

「季節の節目となる日」のことです。

日本における節句の風習は、奈良時代の中国の考え方が元になっています。
中国では、奇数の数字が縁起が良いとされていましたが、その数字が重なると逆に良くないとされていました。
また、季節の変わり目は体調を崩しやすく、いわゆる「邪気」が入りやすい時期といわれてきました。
つまり節句とは本来、その邪気を祓い、健康や幸福を祈るための行事なのです。

中国から伝来した当初はたくさんの種類節句が存在していましたが、日本の風習や文化と混ざり合うなかで少しずつ減少していきます。
そして江戸時代になり、幕府が重要な節句を公式の祝日に制定したことで、現代に伝わる「五節句」の形になります。
現在は5月5日の端午の節句以外は祝日ではないですが、それぞれ大切に風習として受け継がれているように感じます。

1月7日   人日(じんじつ)    七草の節句

新年の無病息災を願い、七草粥を食べる風習があります。
奇数が並ぶ日付でいうと、1月1日になるはずですが元旦は別格扱いです。
そのため1月だけ7日になりました。

3月3日   上巳(じょうし)     桃の節句

女の子の健やかな成長と幸福を願う行事で、ひな人形を飾ります。

5月5日   端午(たんご)     菖蒲の節句

男の子の成長を祈る行事で、五節句の中で唯一国民の祝日(こどもの日)です。

7月7日   七夕(しちせき)     七夕の節句

七夕の節句の成り立ち他の節句と違う成り立ちです。
①日本の水の神様に豊作を願う棚機(たなばた)
②中国の星伝説(織姫・彦星)
③織姫・彦星伝説と一緒に伝来した乞巧奠(きっこうでん)という、技術の上達をお祈り
それらの融合でできたお節句です。

9月9日  重陽(ちょうよう)     菊の節句

菊酒を飲んだり、菊を飾ったりして長寿と健康を願います。