煮魚ってちょっと難しそうな気がしますよね。 でもお鍋ひとつで作れて、短時間で仕上がる煮付けなら、切り身のお魚があればすぐにできます。 ご家庭にある調味料だけでOKです。 我が家は味醂を常備していませんが、美味しくできます。 麺つゆには、醤油だけでなくお砂糖もお出汁も入っていて便利ですが、それだけだとお魚の風味を邪魔してしまうので、麺つゆと醤油両方を使った良いとこどりレシピです。

実は夫はお魚料理が苦手です。 特に骨があるのを嫌がります。 その点カレイは骨が大き目で出しやすいです。 そして何より、子持ち…。 明太子や数の子などの魚卵好きなので、お魚嫌いでも食べたくなる魚料理のようです。

レシピ自体はとても簡単ですが、魚嫌いな方向けに我が家でやっている下処理もご紹介します。

カレイの煮付け 2人前 レシピ

材料:
ナメタガレイの切り身  2切れ

調味料:
酒    大さじ4
醤油   大さじ2
麺つゆ  大さじ2
砂糖   小さじ1~2 (キビ糖・メープルシロップなどのコクがある方が私は好きです)
水    200cc
しょうが  1かけ
あれば、白ネギ1本、しし唐、ごぼうなど

では下処理からスタート

カレイの切り身を軽く水洗いし、塩(分量外)を全体にまぶします。 この塩は下味ではなく、臭い抜きです。 後で洗いますから、量は気にせずに大丈夫です。

10分ぐらい置くと余分な水分が出てくるのでざっと水洗いします。(ここでは出た水分と塩を取り除く程度)

そのざるのまま、熱湯をたっぷりかけます。 全体が白くなるのでお湯を捨てます。 湯通しすると皮が柔らかくなるので、この後は優しく洗います。 カレイの黒い方が表面なので、表面に飾り包丁をいれて、準備完了です。

ちょっとひと手間かかりますが、お魚の匂いが気になる方はお試しください。

では調理スタート

お魚の切り身が重ならずに入るギリギリ小さいお鍋を用意してください。 小さいフライパンがある方はそれが一番調理しやすいと思います。 落し蓋をするので深さがなくても大丈夫です。 

①しょうがを皮付きのまま、スライスします。 白ネギは5cm程度の長さに切ります。(しし唐の場合はヘタのところに穴をあける、ごぼうは斜め切りに)

②お鍋にお水と調味料、しょうがを入れて沸騰させます。 (ごぼうの場合はこの時点で一緒に入れてください。)

③沸騰したら、カレイの表になる方(飾り包丁を入れたほう)を上に、そっと入れます。

④再度沸騰してきたら、落し蓋をして中火で10分煮ていきます。 落し蓋の代わりにアルミホイルでもOKです。

⑤10分たったら、落し蓋・アルミホイルをめくり、先ほどの白ネギ(しし唐もこのタイミングです)を入れます。 火を消して、あれば蓋をしてなじませます。 この時に味が染みていきます。

⑥食べる直前に、温めなおして、カレイと白ネギをお皿に盛りつけます。

⑦残った汁を少し煮詰めて、上からかければ完成です。