牛肉のしぐれ煮って名前が素敵ですよね。

しぐれ煮の語源は、 口の中を色々な風味が訪れることを時雨に見立てた・しぐれ煮の代表の蛤の旬が時雨の時期に重なるから…等、諸説あるようです。

しぐれ煮とはしょうがを加えた佃煮の一種を指すそうです。 となると、佃煮ほど味が濃くないのでしぐれ煮とは呼ばない方が良いのでしょうかね。 でも素敵な名前なのであえてそのまま使わせていただきます。

牛肉のしぐれ煮 4人前ぐらいのレシピ

材料:

牛肉バラ切り落とし 300~400g(油が多めのバラがお勧めですが他の部位でもOK)
ごぼう  2本
しょうが  大き目1かけ(足の親指ぐらい)
舞茸   1パック

調味料  酒 大さじ2
     麺つゆ 大さじ4
     醤油  大さじ2
     砂糖  大さじ1/2(甘めがお好きな方は大さじ2)

では調理スタート

①ごぼうをたわしで洗い、小さめの乱切りもしくは5mmぐらいの斜め切りにし、出番がくるまで水につけてあく抜きします。

②しょうがは千切りにして、お鍋に中に入れておきます。  もうまな板は使わないので洗ってOKです。

③しょうがが入っている冷たいお鍋に牛肉をそのまま投入し、しょうがと牛肉を軽く混ぜたら火をつけます。

④牛肉はあまり動かさずにしっかり焼き色を付けて、油が出てきたらごぼうを投入します。

⑤ごぼうの外側が半透明になってきたら、具材が隠れる程度水を入れます。

⑥沸騰してきて、灰汁が気になる場合は取り除いてください。調味料を全て入れます。

⑦その上に舞茸を手で裂きながら入れます。 中火で5~10分程度煮詰めていきます。

完成‼ そのままおつまみ・おかずになるのはもちろん、ご飯の上に乗せても最高です。

ワンポイント

舞茸効果で特売のお肉が柔らかく…

舞茸にはタンパク質分解酵素が含まれているのは有名ですが、加熱すると弱まるらしいです。

ただ、この調理方法で実際とても柔らかく、特売の牛肉が絶品に変身します。

舞茸はとても香りが強いので、苦手な方もいらっしゃると思います。 私もあまり得意ではないですが牛ごぼうのしぐれ煮の場合は、とても合います。 色々な風味が豊かなお料理なので舞茸が目立ち過ぎない感じがします。 舞茸は栄養価も高く、ダイエットにも効果的らしいので、是非お試しください。

翌日のお弁当はゆで卵を追加してこんなお弁当になりました。